自己啓発系の本って、正直苦手意識があって(なんか怪しそう…)なかなか手にとることがなかったのですが
夢をかなえるゾウシリーズの1作目を読んだら、もう、感動!感激!の嵐だったんです。
そんなこんなで夢をかなえるゾウシリーズもっと読みたい!となり
調べてみるとどうやら順番通りに読まなくても大丈夫みたい。
自分の興味がそそられた4作目を読んでみることにしました。
「夢のかなえ方」について語られた本はよくありそうだけど、「夢の手放し方」が書かれている本って見たことがない。(あるのかもしれないけど)
4作目もとっても素晴らしい本でした!
あらすじ
余命宣告をされた主人公のもとに、関西弁のゾウの神様がやってきて次々に課題を出していきます。
その課題に、主人公がどんどん取り組んでいくお話です。
このゾウの神様、めちゃめちゃ面白いのですが、その割にズーーーンと心に刺さる言葉を投げかけてくるんです…!
こんな人におすすめ
漠然とした不安がある
この本を読んだ後、自分の中で渦巻いていた不安な気持ちがスッと抜けていました。
なんだか心の中がモヤモヤする、そんな人にはぜひ読んでみてほしい。
自分をダメ人間だと思う
まさに私がこれ。
何をやっても長続きしない、たいした才能もない。
でも、この本を読んだら自分を褒めてあげたくなるはず!
他人にイライラしがち
他人にイライラしている自分にさらにイライラする。
イライラのループにはまると、なかなか抜け出せないことが…。
そんな悩みのある方にもぜひ読んでほしい!きっと気持ちが楽になるはず。
何のために生きているのかわからない
今までしんどく感じていた生きることが、なんだか気楽に感じられる。
自分、素敵やん!って思える一冊でした。
また人生に悩んだときは、絶対に読みなおそうと思っています。
心に響いたコトバ
不安とは、分からないからこそどこまでも広がっていくものであり、知識という具体性によって立ち向かえるものだと知った。
夢をかなえるゾウ4
「怪しい」「怖い」「不安」に思う気持ちって、ほとんどの場合が自分の無知からくるものだと思うのです。
知識があると、人生の選択肢が広がって、自分の好きなものを選べるようになる。
知識という名の武器を手に入れて、人生というダンジョンを攻略していきたいものです。
自分がいつか必ずこの世を去るという事実と向き合えば、何をすべきかはっきりと分かった状態で生きられるということだ。
夢をかなえるゾウ4
いつかやってみたいことって山のようにあるけど、いつか~いつか~っていつやるの?
明日も来年も十年後も生きていると勝手に思っているけど、そんな保障どこにもない。
いつか死んでしまうことをすっかり忘れて毎日を過ごしている。
人生には締め切りがあるから、自分が本当にやりたいことをやらないと!
みんな、本当はたくさんの夢をかなえてきてんねん。でも、周りと比べて『たいしたことない』て思てもうたり、かなえた夢に新しい夢を上書きしてもうたりして、なかったことにしてもうてんねんな
夢をかなえるゾウ4
夢や目標のために悩みがちな人生だけど、私はこれまでの人生でたくさんの夢をかなえてきた!
過去の自分がかなえてきた夢を思い出したら、自分えらい!って褒めてあげたくなりました。笑
薬剤師になったこと、旦那さんと結婚したこと、マイホームを買ったこと、、、
もっとたくさん、自分がかなえてきた夢を思い出してあげようって思えた!
他人に完璧さを求めれば求めるほど、自分が完璧じゃないことに苦しめられる。逆に、他人に完璧さを求めへんようになれば、完璧じゃない自分を許せるようになる。ありのままの自分が肯定できるようになり、自分を苦しめていた偏見が消えていく。つまりー完璧じゃない状態を許せることが、本当の意味での完璧なんやで
夢をかなえるゾウ4
これは…真理!!
他人にイライラすると、相手も自分も不快な気持ちになっちゃうよね。
そこを許して乗り越えてこそ、本当の意味での完璧!
肝に銘じようと思いました…。
人間が存在する理由は何か?それは、苦しみも、その苦しみに支えられた喜びも、すべてを『経験』するためや。水にも、土にも、木にも、他の生き物にもできへん、人間という形でしかできへん『経験』をするためなんや。
夢をかなえるゾウ4
経験と知識は誰からも奪われることのない、最高の財産だと思う。
ブランドもののバッグやお洋服はもちろん素敵だけど、
私は経験や知識のためにお金を使いたいなぁ。
死は人生の終末ではない。生涯の完成である
夢をかなえるゾウ4(マルティン・ルター)
かの有名な神学者マルティン・ルターの言葉らしい。
こんなに死をポジティブに感じられる言葉があるのですか!
生涯を完成させるための日々を過ごしていると思うと、なんだかワクワクしてきませんか?!
まとめ
けっこう分厚い本だけど、すごく読みやすくてすぐ読み終わってしまいました。
自己啓発系が苦手な方にも、小説が苦手な方にも、おすすめしたい一冊です。
心の底から「読んでよかった」と思える本でした。
コメント